2008年11月21日
アートギャラリーゆうきです

生田宏司 『2009 丑歳記念』 メゾチント(銅版画) 限定100部
昨年も11月に今年の子歳の作品をこちらでご案内しておりますが、(こちら)
来年の干支でありますうし。
あまり気が早いと鬼に笑われそうですが、といっても今年もあと40日程度。
ご家族、ご親戚、会社の仲間にいる丑年の方へのプレゼント、記念品としても
いかがでしょうか?
Posted by ゆうき at
16:18
│Comments(2)
2008年11月18日
アートギャラリーゆうきです

野田 哲也 『日記 1976年11月18日』 木版画・シルクスクリーン
1940年 熊本県宇土郡不知火町に生まれる。
東京藝術大学卒業、同大大学院修了。
その後、母校の東京藝術大学で後進の指導・育成にご尽力され、
2007年東京藝術大学教授をご退官、現在は名誉教授となられています。
2003年には、紫綬褒章受章。
日常のひとコマを日記シリーズとして発表されています。
日本国内だけでなく、世界各地の美術館にも作品が収蔵されています。

野田 哲也 『日記 1977年11月30日』 木版画・シルクスクリーン
1976年11月17日生まれの方、1977年11月30日生まれの方、いかがでしょうか?
Posted by ゆうき at
08:30
│Comments(0)
2008年11月17日
アートギャラリーゆうきです

浜田知明 『顔』 エッチング 限定50部 1975年制作
10月31日にご案内しております浜田知明展、行ってまいりました。
※未確認の方はこちら
最初、学園大の産業資料館と言われても???。
以前、映画の街・新市街の映画館・東宝にあった海老原喜之助の壁画が
移設された建物かなぁ?と思い、とりあえず通りから入り、受付で聞いたら
「通りに戻っていただいてバス停の後ろの建物です」との事。
通り沿いのバス停の後ろにレンガ?造りの建物がありました。
作品は、版画作品が20作品くらい、彫刻作品が4作品だったと思います。
作品解説等も浜田先生の身近な方でしか知らないような話も織り交ぜて
あり、気軽に鑑賞できたように思います。
鑑賞して考えたり、気分が重くなったり、ニヤリとするような作品たち。
来週24日までです。まだの方はぜひご覧下さい。

浜田知明 『血にまみれた馬達の話』
土方定一童話集「カレバラス国に名高きかの物語」
エッチング 限定50部 1972年制作
Posted by ゆうき at
14:19
│Comments(2)
2008年11月14日
アートギャラリーゆうきです

川本 末雄 (かわもと すえお) 『花咲く沼』 日本画10号
1907年 玉名郡玉名村元玉名(現玉名市元玉名)に四男として誕生。
熊本県立玉名中学校卒業後、東京美術学校日本画科に入学、卒業。
中学校勤務後、応召。
1946年に天津より復員、郷里の玉名村に帰る。
日展を作品発表の場とし、日展会員、1968年には日展評議員となる。
1976年には、日本芸術院恩賜賞受賞。作家の司馬遼太郎氏等と並んで
昭和天皇より恩賜賞を賜っている。
1982年12月24日75歳で永眠。
卒業後は、陶磁器の絵付師として生活費を稼ぎつつ、制作制作活動。
しかしこの頃は落選続き。
中学校で美術非常勤講師をしていて、常勤を勧められれば、日本画の
制作に打ち込めなくなると辞退。その後応召、中国へ。
復員後は、郷里玉名で菊池川周辺の風景スケッチに明け暮れる日々。
戦後の食糧難の中、玉名のある医師との出会いで、創作活動に専念
出来たそうです。
また、画家川本末雄の成功は、奥様の功績だという話もよく聞かれる
そうです。寡黙、そして世渡りが下手な画家を社交的な面でうまく切り
盛りされていたようです。
物事に誠実に取り組んでいると、支えてくれるパワーを呼び寄せて
大きなパワーになるんですね。
しかし、いつでも女性の力によって男は助けられているんだなぁと感じます。
世の男性の皆様、女性に感謝しましょう。
Posted by ゆうき at
11:25
│Comments(0)