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Posted by おてもやん at

2008年03月22日

春です


中島千波 『瀧櫻』 シルクスクリーン 200部限定

熊本水道町鶴田公園の標準木に開花宣言が出されました。
http://nikkyousya.otemo-yan.net/
こちらをご覧下さい。※日教社様、勝手にすみません。

作品に戻って、《千波のさくら、さくらの千波》と言われるほど
さくらと言えば中島千波先生です。
1945年疎開先の長野県の小布施に生まれました。
東京芸大大学院を修了され、現在は東京芸大の教授となって
後進の育成・ご自身の制作にと活躍されています。
上記の作品は、福島県《三春の瀧桜》で、日本三大桜の一つに数えられ、
国の天然記念物に指定され、樹高12m、樹齢1000年以上と伝えられている
名木を描いたものです。


日本全国のさくらを描かれていて、画像の桜とは違う桜の話題になりますが、
熊本南阿蘇の《一心行の桜》も描かれています。
こちらの作品は、熊本市現代美術館に四曲一隻屏風(175.3×346.2cm)の作品が
収蔵されています。花びら1枚1枚、微妙に色も違って、気の遠くなるような制作です。

先日、高森に行ったついでに一心行の桜に寄ってみました。
まだまだという感じでしたが、桜周辺が「一心行公園」となって
とてもきれいに整備されていました。ちょっとビックリでした。
http://www.minamiaso-v.kumamoto-sgn.jp/web/calendar/calendar_1_02.htm
南阿蘇村《一心行の桜》のHPです。南阿蘇村様、勝手にすみません。

♪もうすぐ春ですね、ちょっと出かけてみませんか!?  


Posted by ゆうき at 11:28Comments(1)

2008年03月20日

赤坂サカス


赤坂サカスの玄関口、東京メトロ赤坂駅のエスカレーター脇の壁面に、
前回こちらでご紹介した千住博先生作の大壁画『四季樹木図』があります。
春の桜、夏の竹林と天の川、秋の銀杏木、冬の木立が描かれていて
エスカレーター昇るに従って四季の移り変わりを感じられます。

先日東京に行った際に眺めてきました。
自分でデジカメで撮ってみましたが、赤坂サカスに置いてあったガイドブックの
写真の方が綺麗だったので使わせて頂きました。

ちょうど本日2008年3月20日、東京の新名所『赤坂サカス』が誕生です。
東京・赤坂の再開発エリアに新しい文化発信エリアとして、TBS、赤坂BLITZ、
赤坂ACTシアター、グルメ、ショッピングやエンターテインメントを楽しめる
空間だそうです。
4月6日までの18日間、さまざまなイベントが予定されているようです。
春休みで東京にお出かけの皆様のなかには、行かれる予定の方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

作品の方に話題を戻して、高さ8m×幅24m。
タヌキの焼き物で有名な信楽に原画を運んで、多数の工程を経て
全88ピースの陶板に焼き付けられているそうです。

2011年?に開業する新博多駅ビルにおいても、大規模なプロジェクトが
すすんでいるそうです。どのような作品を発表していただけるのでしょうか?  


Posted by ゆうき at 13:17Comments(2)

2008年03月07日

日本画を世界画に変えた男


千住博 『ウォーターフォール』 HSエディション 88部限定
画寸:77.9×116.7cm

タイトルの≪日本画を世界画に変えた男≫というのは
何年か前に某大手カード会社さんのテレビCMで使われていた
フレーズでございます。

1958年(昭和33年) 東京に生まれます。
弟の千住明は音楽家?※ドラマなどの音楽担当で名前が出ます。
妹千住真理子はヴァイオリニスト。
お母様も『千住家の教育白書』という本も出されています。

1995年ヴェネツィアビエンナーレ(現代美術のオリンピックのようなもの?)で
東洋人として初の優秀賞受賞。
大徳寺聚光院別院の襖絵80面制作。
ホテルグランドハイアット(東京六本木)に高さ3.4m横幅40mの作品設置。
羽田空港第2ターミナルのアートディレクターを務める。
米国・フィラデルフィアの松風荘に襖絵を奉納。
現在、京都造形芸術大学学長などなど・・・。
日本とニューヨークを行ったり来たりの日々のようです。

私がこの仕事に足を踏み入れてしばらくの頃、
『ウォーターフォール』作品をご紹介していた時には、
「こらなんや?縦や横や?」などなど言われていましたが、
某国営放送局やマスコミなどで取り上げられたりすると、千住先生の他のシリーズ作品を
紹介しても、「やっぱ千住はウォーターフォールばい」などと同じ方が言われていました。

新博多駅ビルの事業にも関わられるとの記事も新聞でみました。
3月6日(木)からは日本橋高島屋さんで【千住博展 ハルカナルアオイヒカリ】が17日まで
開催されます。その後京都・大阪・横浜と巡回いたします。
残念ながら九州では開催されませんので、お出かけ予定の方はいかがでしょうか?

まとまりの無い文章でダラダラとなってしまいましたが、
機会がありましたら、千住先生の作品に関わらず、
ぜひ生で作品を観てください。
こんな文章を読むより、感じていただけると思います。

じゃあ、私は用無し・・・

※千住博先生の“博”の右上の“´”点はありませんが、
 パソコンの文字上、お許しください。  


Posted by ゆうき at 17:06Comments(3)